フォーマット:CD
規格番号:EGDR-0021
発売日 :2021年12月22日
税込価格:2,530円
★ビートルズ、ワンデイ・セッション・シリーズ、1964年!
★何テイクも録音を試みるビートルズのスタジオ・ワークを聴け!
★「A Hard Day’s Night 」、「I’m A Loser」など現存する全テイク収録。
★Eternal Groovesから、デジパックで登場!
1964年、ビートルズはサード・アルバム『ア・ハード・デイズ・ナイト』を発表。
全曲がレノン&マッカートニーによるオリジナル曲で占められ、映画と共に大ヒットを記録。
同年暮れには『ビートルズ・フォー・セール』もリリース。
アイドル的人気の世界的爆発の中、ボブ・ディランとの出会いなど、
すでにアイドルから脱皮し、アーティストへの萌芽も感じられる時期です。
好評を博しているEternal Groovesのビートルズ、セッション音源集の第3弾は、
そんな時期のレコーディング・セッションから収録されました。
まず年頭にパリのEMIスタジオで行った「キャント・バイ・ミー・ラブ」のセッション。
公式版には聴けなかった、ジョンとジョージによる合いの手コーラスが鮮烈です。
そして運命のサード・アルバム・セッションから、1964年4月16日の、
「ア・ハード・デイズ・ナイト」のセッションが全9テイク、聴けます。
これが、このCDの最大のききもの。
あの「ジャ~ン」のイントロ一発を、ジョンのカウントを合図に、
ギターアンプの残響音も手作業で試みる数々のテイク。
失敗し中断のわずかの間にも、歌いまわしの練習を繰り返すポール。
続く8月14日の「I’m A Loser」は、全7テイクを試みていて、
ハーモニカをホルダーで首から下げ12弦アコギを弾いて歌うジョン。
こちらも途中でストップするテイクこそ面白く、「オー、ソーリー」と言うジョンや、
「アマァ、ルーザァアー!」と語尾をしゃくりあげる歌いまわしをする様子も楽しいセッション。
間奏でのポールの「ヘイ!」の掛け声も、緊張気味に演奏するバンドを鼓舞します。
聴きなれないフレーズに、公式テイクとの違いを確認し、ハッとする瞬間が楽しいのです。
同じ曲の様々なテイクがあふれ、確かに収録曲自体は少ないのですが、
史上最高のロックバンドの、スタジオワークを余すとこなく聴ける至福のCDではないでしょうか。
当時の状況、エピソード、曲目などの日本語ライナーノーツ。
Eternal GroovesよりデジパックCDで登場。
★29th January 1964 – EMI Pathe Marconi, Paris – afternoon-evening
1 Can’t Buy Me Love (take 2)
2 Can’t Buy Me Love (take 3/partly)
3 Can’t Buy Me Love (take 2/backing track)
4 Can’t Buy Me Love (RM/1964 original stereo)
★16th April 1964 – EMI Studio 2, London – 7:00PM-10:00 PM
5 A Hard Day’s Night (take 1)
6 A Hard Day’s Night (take 2/intro tryout)
7 A Hard Day’s Night (take 3/intro tryout)
8 A Hard Day’s Night (take 4)
9 A Hard Day’s Night (take 5)
10 A Hard Day’s Night (take 6/incomplete)
11 A Hard Day’s Night (take 7)
12 A Hard Day’s Night (take 8/intro tryout)
13 A Hard Day’s Night (take 9)
★14th August 1964 – EMI Studio 2, London – 7:00PM-9:00 PM
14 I’m A Loser (take 1/false start)
15 I’m A Loser (take 2)
16 I’m A Loser (take 3)
17 I’m A Loser (take 4/incomplete)
18 I’m A Loser (take 5/false start)
19 I’m A Loser (take 6)
20 I’m A Loser (take 7/incomplete)
21 I’m A Loser (take 8/RM/1964 original stereo)
22 Mr. Moonlight (take 4/alternate mix)
★29th/30th September 1964 – EMI Studio 2, London – evening
23 What You’re Doing (take5/(partial)
24 What You’re Doing (take 11)
★8th October 1964 – EMI Studio 2, London – 3:30PM-5:30 PM
25 She’s A Woman (take 2)
26 She’s A Woman (take 3/false start)
27 She’s A Woman (take 4/false start)
28 She’s A Woman (take 5)
29 She’s A Woman (take 6)
30 She’s A Woman (take 7)
★26th October 1964 – EMI Studio 2, London – 7:30PM-10:00 PM
31 What You’re Doing (remake/1964 original stereo)
★BONUS :
32 Can’t Buy Me Love (take 1/monitor mix)
length:64’46”