フォーマット:CD
規格番号:EGDR-0107
発売日 :2020年02月26日
税込価格:2,530円
ビートルズ最後のコンサート、キャンドルスティック・パーク公演!
武道館直前のドイツ・ミュンヘン公演も!
Eternal Groovesから、デジパックで登場!
ビートルズの貴重な未発表ライヴを年代順に追いかけるライヴ・シリーズ。第7弾は、ビートルズ最後のコンサートとなった1966年8月のサンフランシスコ、キャンドルスティック・パーク公演と、あの武道館公演の一週間前に行われた、西ドイツ・ミュンヘン公演をカップリング!
狂騒のワールドツアー。演奏が観客に届かず,ステージ上でさえ満足に聴こえない悪環境のステージ。一方、技術の進歩によりスタジオワークでは無限の可能性を感じながら『ラバーソウル』、『リボルバー』と名盤を生み出し続けた結果、遂に彼等はライヴ演奏活動にピリオドを打つ覚悟を決めます。ビッグ・スタジアム・ツアーの最終公演地、1966年8月29日、米国ツアー最終日サンフランシスコ。
結果的に、これがビートルズ最後のライヴコンサートとなりました。当時はラジオ放送でもなければライヴレコーディングは為されなかった時代。ビートルズ自身が「これが最後のライヴ」と理解していたため、スタッフのトニー・バーロウにカセットでの録音を依頼し、奇跡的に、このラストライヴが記録されたのです。
巨大な野球場のフィールドの真ん中で、檻に囲まれたステージという異様なライヴ。しかしビートルズは吹っ切れたかのような熱い演奏を聴かせます。ジョンのボーカルがイカす「ロックンロール・ミュージック」から、ポールの激しいシャウトの「シーズ・ア・ウーマン」。ジョンとポールのツインボーカルのワルツ曲「ベイビース・イン・ブラック」ではおそらく「最後のライヴ」との思いがあったのでしょう、感極まったポールが歌うのをやめて観客にコーラスをあおりながら、嬌声をあげています。
本当に珍しいシーンで、これを聴けるだけでも本盤の価値があるというもの。また「イエスタデイ」では、ジョンのエレキによる伴奏が、武道館やミュンヘン公演と比べても非常に丁寧で、この歴史的名曲のビートルズとしての最後の演奏を彩っています。(1/2)
スタッフによる当時のカセット録音。時代を考えれば充分に良好な録音クオリティで、この奇跡のライヴを聴けることは本当にありがたい。最後の「アイム・ダウン」はテープの残り時間が過ぎてしまい途中までの収録。マネージャー、B・エプスタインがビートルズのライヴ活動をブッキングし始めてから、実質4年間。ビートルズのライヴ活動はこの日をもって終止符が打たれました。
前半に収録したのは、西ドイツツアーからのミュンヘン公演。6月24日の昼夜2度の公演から西ドイツのZDF放送が収録したもの。収録曲は6曲と少ないですが、ジョンのカッティングから、「ロックンロール・ミュージック」でいきなり始まる構成はカッコ良く、さらにニュース用ソースから「彼氏になりたい」も収録。最後にボーナス収録されたUSツアーでのNWESレポートも、会場でライヴ中に取材しているので、黄色い観声に混じりビートルズの演奏も聴こえ、臨場感満点の面白い音源です。
曲解説、エピソードを記した日本語ライナーを内ジャケに掲載。
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LIVE IN MUNICH ’66
Circus Krone、Munich, West-Germany
June 24, 1966
Opening / Introduction
Rock and Roll Music
Baby’s In Black
I Feel Fine
Yesterday
Nowhere Man
I’m Down
Bonus
I Wanna Be Your Man (part/News Footage)
Candlestick Park, San Francisco
August 29, 1966
Rock and Roll Music
She’s A Woman
If I Needed Someone
Day Tripper
Baby’s In Black
I Feel Fine
Yesterday
I Wanna Be Your Man
Nowhere Man
Paperback Writer
Long Tall Sally
1966 US TOUR News Report
August 13 : Detroit, Olympia Stadium
August 14 : Cleveland, Cleveland Stadium
August 18 : Boston, Suffolk Downs Racetrack
August 23 : New York, Shea Stadium