エターナルグルーヴズ〈ETERNAL GROOVES〉

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BOB DYLAN / THE ALLEN GINSBERG TAPES <San Jose 1965>

THE ALLEN GINSBERG TAPES <San Jose 1965>

BOB DYLAN

フォーマット:CD

規格番号:EGRO-0042

発売日 :2020年05月27日

税込価格:2530円

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★ディランのエレキへの転換期の未発表ライヴ!1965年12月サンノゼ公演。 
★名盤『追憶のハイウェイ61』発表直後、ここがロックの歴史の発火点!
★詩人A・ギンズバーグが録音した新発掘マスターテープ。         

新型コロナ感染症拡大を考慮し、2020年4月に予定されていた来日公演が中止となったボブ・ディラン。
さかのぼること55年前、彼がプロテスト・フォークのプリンスから、ロックへの転向を図った衝撃の年、1965年。
「ライク・ア・ローリング・ストーン」を含む歴史的名盤『追憶のハイウェイ61』を、8月末に発表したあとのディランは、年末までの3ヶ月間をかけて、米国全土に渡るライヴツアーを敢行します。

当時としては画期的な弾語りソロとバンド演奏の2部構成のステージ。
弾語りの第一部では、既にもうプロテスト・ソングの枠では収まりきらなくなった、ディランの創作エネルギーが日々続々と生み出す新曲の中から
「ミスター・タンブリン・マン」や、「ラヴ・マイナス・ゼロ」、
ディランのあらたな詩の作風が冴える「廃墟の街」など、静寂の中、 観客が固唾を呑んでディラン節に聴き入る様子が伝わってきます。

第二部は、後に「ザ・バンド」となるR・ロバートソン,R・ダンコ、R・マニュエル、G・ハドソンらをバックに従えてロック演奏を展開!
ツアーも終盤となる、このカリフォルニア・サンノゼ12月12日公演では,3ヶ月を経てバンドの演奏も絶好調な時期。
「トゥームストーン・ブルース」や「やせっぽちのバラッド」そしてR・ロバートソンのギターフレーズが印象的な「アイ・ドント・ビリーブ・ユー」など、この時期ならではのレパートリーに加え、シングル発売されたばかりの「寂しき4番街」のライヴバージョンや、弾語りのイメージが強い「悲しきベイブ/It Ain’t Me Babe」のバンド演奏ライヴは、本当に珍しく聴いた事のないファンがほとんどだと思います。
更に「長距離電話交換手/Long Distance Operator」が、作者であるディランに歌われたのは、後にも先にもこの1965年ツアーのみ!
後にザ・バンドとの伝説の未発表ウッドストック・セッションを収めたアルバム『地下室』にR・マニュエルによるボーカルで収録されますが、ディラン・バージョンはここでしか聴けません。

そんな歴史的にも意義深いこのライヴは、会場にいた詩人アレン・ギンズバーグによって録音されたのもの。
ご存知のように、ディランとギンズバーグはこの時期に交流を深めていました。
彼が会場に持ち込みテープレコーダーで録音された音源は、関係者ゆえか、音像も近く、序盤の弾語りコーナーで音割れがある以外は、とても安定しています。
ブーイングを浴びた、1965年のディランのロック転向。
ニューポート・フォークフェス事件の、その4ヵ月後のディランの現在地点。
1965年12月12日、加州サンノゼ公演での貴重ライヴです。

当時の状況、エピソード、曲目などの日本語解説文を内ジャケに掲載。
Eternal Groovesの”ROCK OFF”シリーズから登場!

★1CD(通常プラケース)/国内盤/日本語帯付
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ

収録曲

Acoustic set
She Belongs To Me
It’s All Over Now, Baby Blue
Desolation Row
Love Minus Zero/No Limit
Mr. Tambourine Man

Electric set
Tombstone Blues
I Don’t Believe You
Baby Let Me Follow You Down
Long Distance Operator
It Ain’t Me Babe
Ballad of a Thin Man
Positively 4th Street
Like A Rolling Stone

Live at Civic Auditorium, San Jose, CA. USA 12th December 1965
Bob Dylan (vocal, guitar), Robbie Robertson (guitar), Richard Manuel (piano),
Garth Hudson (organ), Rick Danko (bass) and Bobby Gregg (drums).