エターナルグルーヴズ〈ETERNAL GROOVES〉

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Bob Dylan / CARNEGIE CHAPTER HALL 1961

CARNEGIE CHAPTER HALL 1961

Bob Dylan

フォーマット:CD

規格番号:EGRO-0061

発売日 :2022年 8月31日

税込価格:2,530円

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★1961年11月、デビュー直前の初の単独コンサート
★カーネギー小ホールで観客53人!伝説のライヴが今、あきらかに
★W・ガスリー曲や幻のオリジナル曲「路上の男」など、原石のきらめき!

グリニッジ・ヴィレッジで歌い始めたボブ・ディランは、コーヒーハウスや小さなライブハウスで頭角を現し、1962年にはコロンビアからデビューを果たします。そしてフォークシンガーの枠を越え、世界のロックシーンの先頭を走るようになるのですが、これはデビュー前年のコンサートから収録しています。
1961年11月4日、ディランが初めてホールで単独で行ったコンサート。ニューヨークのエンターテイメントの中心地、カーネギー・ホール内にある、小さなキャパのチャプター・ホール。ディランは、1963年には、大きいほうのカーネギー・ホールのメインステージでコンサートを行い、それは公式でも7曲が特別販売されますが、こちらはそれとは全然違う内容です。

53名の観客を前に歌ったのは22曲。フォークロア・センターを経営していたイジー・ヤングが企画し、しっかりプロフェッショナル録音されています。そこから、2003年までに7曲が発掘されていましたが、遂にここに15曲、約74分の音源が収録されました。
ディランはこのあと、11月20日と22日にコロンビア・スタジオでデビューアルバムの録音を控えていて、アルバムに収録される曲のライヴ・バージョンがここでは聴けます。アルバムに入れるかどうか迷っていた曲も演奏されていて、レコーディング直前のディランのすべての要素がここに表出しています。

カバー曲は「プリティ・ペギー・オー」や「死をみつめて」などデビューアルバムの収録曲のほか、やはりウディ・ガスリーのカバーが多く、「1913 Massacre」やガスリーの代表曲「我が祖国」など、計3曲。
MCでも観客へ「最初にニューヨークに来てから、病院のウディ・ガスリーに何度か会いに行った」と、ガスリーへのリスペクトを何のてらいも無く語っています。さらに 「この街で、沢山のフォークソングを覚えたよ。この2月から、とにかく覚えまくったさ」と語り、「でもリアム・クランシーの歌だけは難しいんだ」と、「A Long Time A-Growin’ 」を歌い始めると、その声は『ナッシュビル・スカイライン』で聴けたソフトなディランの声なのです。

あの物議をかもした1969年の声色を、この時点で披露していた驚愕の真実です!さらにオリジナル曲も増えていた時期で、なかでも長い間、幻のオリジナル曲とされてきた「路上の男/Man On The Street」を演奏してるのも必聴です。そして「ウディの為に書いたんだ」と始まる「ウディに捧げる歌」と「ニューヨークを語る」は、最大の聴きどころ。会場は来場者数53名とは思えないほどの拍手喝采に包まれます。
デビュー直前のディランのライヴから発掘された15曲、堪能できる贅沢なタイトルです。
当時の状況、エピソード、曲目などの日本語解説ライナーノーツ。
Eternal Groovesの”ROCK OFF”シリーズから登場!

★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ

収録曲

1. Pretty Peggy-O

2. In The Pines

3. Gospel Plow 

4. 1913 Massacre 

5. Backwater Blues

6. A Long Time A-Growin’ 

7. Fixin’ To Die

8. Talking Bear Mountain Picnic Massacre Blues

9. Man On The Street

10. This Land Is Your Land

11. Talking Merchant Marine

12. Black Cross 

13. Freight Train Blues

14. Song To Woody

15. Talkin’ New York