フォーマット:LP
規格番号:EGLP-007
発売日 :2022年01月26日
税込価格:4,840円
★アルバム『フレッシュ・クリーム』と『カラフル・クリーム』の別テイク集
★公式テイクとは全く違うフレーズ、アレンジの別テイクの数々!
★日本語解説ライナー付
★【初回生産限定】150gアナログLP盤
60年代後半・・・ブリティッシュ・ロックからマーシャル・アンプ爆音のハード・ロックへ。
サイケデリックに彩られながら、ニュー・ロックの変革の嵐の中をジミヘン、ZEPを先導し僅か2年半で散っていった伝説の3人組クリーム。
1stアルバム「フレッシュ・クリーム」と2ndアルバム「カラフル・クリーム」という彼等の初期2作の制作過程を音で体験できるレコーディング・セッション音源を徹底的にこだわって収録した未発表音源集がアナログLPで登場。まず1曲目はクリームを語る上では欠かせない「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」の1967年11月、ロンドンのクラブでの無観客ライヴ録音。フランス放送局によって記録されたものだ。
この名曲の「当時の最新曲」としての新鮮な演奏で、ギター・ソロでマーセルズの1961年のヒット曲「ブルームーン」のメロを取り入れたスタジオ・バージョンに沿ったフレージングをここでも聴かせている。続いて「アイム・ソー・グラッド」、「猫とリス」などレコードA面にはファースト・アルバム『フレッシュ・クリーム』時の音源が中心に収められているが、アセテート盤のみに記録されたアーリー・テイクだ。
「猫とリス」ではギター・ソロが別テイクで伴奏と一瞬リズムがずれる箇所があり、それが没テイクになった要因かもしれないが、クラプトンの手グセ丸出しのフレーズ連発でファンにはたまらない。
ジンジャー・ベーカーのフロアタムが連打され、クラプトンがアルペジオを弾きだすと、ジャック・ブルースのベースが加わり「クリームの音世界」が始まる、デビュー・アルバムの1曲目を飾った「N.S.U.」は、ストックホルム放送局により記録された、ファンには有名なテイクだが、ここでは正確な再生ピッチで収録されている。
B面にはセカンド・アルバム『カラフル・クリーム』のレコーディング・セッションから、今まで一切の別テイクが発表されていない「テイク・イット・バック」は、クラプトンがギター・パッセージを繰り出す炎の様なテイクだ。さらに貴重なジャック・ブルースの仮歌が入れられた「クリアアウト」や、公式BOXでは1番が人為的にカットされてしまった「ハーミストンの運命」はフル・ヴァージョンで収録されている。
ジャック・ブルースの低音ベースがウネリ、ジンジャー・ベーカーが重たいビートに無骨にフィルをねじ込み、そこへ一世を風靡したウーマン・トーンのギター・ソロで対抗するE・クラプトン。クリームのスタジオ・セッションを、アナログで楽しめる音源集だ。
★曲解説、エピソードを記した日本語ライナーノーツ封入。
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ
[Side-A]
Sunshine of Your Love – Unreleased / Live in London 1967
I’m So Glad – Fresh Cream Session 1966 / acetate
Cat’s Squirrel – Fresh Cream Session 1966 / acetate
N.S.U. – Live 1967
Rollin’ And Tumblin’ – Fresh Cream Session 1966
[Side-B]
Swlabr – take 5 / Disraeli Gears Session 1967
Take It Back – take 1 / Disraeli Gears Session 1967
Weird Of Hermiston – take 2 Long Version / Disraeli Gears Session 1967
The Clearout – take 2 Vocal Version / Disraeli Gears Session 1967
Blue Condition – Tryout with Harp / Disraeli Gears Session 1967
Tales Of Brave Ulysses – Unreleased / Live in London 1967