★1967年、ロンドンを熱狂させたクリームの未発表ライヴ!
★リッキー・ティック・クラブでの1967年1月ライヴ、7曲。
★マーキー・クラブでの1967年5月ライヴ、8曲。
★ETERNAL GROOVESの”ROCK OFF”シリーズから登場!
1967年はクリームにとって、いやロック史にとっても記憶に残されるべき年です。66年12月にデビュー・アルバムをリリースしたクリームは、67年になると、その演奏力が発揮できる場所・・ライヴ・ステージを何度も重ねて、その噂は英国だけにとどまらず世界を駆け巡っていました。そして米国の名門アトランティック・レコードとの契約を獲得。後にブルース・ロックの歴史的名盤となる2枚目のアルバム『カラフル・クリーム (DISRAELI GEARS)』を5月に録音し秋にリリースします。
ここに収録したのはそんな時期の2つのライヴ。まずは1967年1月の地元ロンドンの小さめの会場、リッキー・ティック・クラブでの激烈なるライヴから7曲。このクラブは、ヤードバーズが出演したミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「欲望」でのライヴ・シーンが撮影された会場でもあります。バンド・コールのあと、クラプトンの声のカウントも聞こえてくる臨場感のなか、5月に録音する「サンシャイン・ラブ」も既に披露していますが、アルバム版と違い、ここではアップテンポで、いきなり1曲目からフル全開というべき演奏です。E・クラプトン、J・ブルース、G・ベイカーという強烈なる個性の3人が、演奏する喜びやこのバンドへの手ごたえを感じているのがこちらにも伝わってくるような熱量マックスのライヴ!
そして次に収録したのは、バンドの成長を促したプロデューサー、F・パパラルディとの2NDアルバム『カラフル・クリーム』録音後の1967年5月の地元ロンドンの著名ライヴ・ハウス、マーキー・クラブでの秘蔵ライヴ。公式な録音ではなく、音質クオリティに多少難はあるのですが、バンドが急成長するこの時期に、老舗マーキー・クラブという場所で繰り広げられた強烈なるライヴの前ではそんな事も気にならない歴史的音源です。レコーディング直後で発表前の「WORLD OF PAIN」、「DANCE THE NIGHT AWAY」のライヴは珍しく、「SWEET WINE」後半ではクラプトンの強烈なギター・ソロが聞け、観客が熱烈な拍手を送っています。1967年春のロンドン。ジミ・ヘンドリックスはパープル・ヘイズをヒットさせ、ビートルズはサージェント・ペパーズを発表しようとしていました。スウィンギング・ロンドンにサイケデリックの波が押し寄せる、まさにそんな時代の空気を感じて頂けたらと思います。そんな時代、1967年のクリームの未発表ライヴです。
当時の状況、エピソード、曲目などの日本語解説文を内ジャケに掲載。
ETERNAL GROOVESの”ROCK OFF”シリーズから登場!
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★GETTY IMAGES JAPANのライセンス写真使用ジャケ
1. Sunshine Of Your Love
2. Hey Lawdy Mama
3. Sweet Wine
4. Rollin’ And Tumblin’
5. Spoonful
6. Sitting On Top Of The World
7. Toad
8. Tales of Brave Ulysses
9. World of Pain
10. Outside Woman Blues
11. Dance the Night Away
12. Sleepy Time Time
13. Sweet Wine
14. Rolling and Tumbling
15. N.S.U.