エターナルグルーヴズ〈ETERNAL GROOVES〉

ホーム | MILES DAVIS | EGHO-007 / UC BERKELEY, USA April 7, 1967
MILES DAVIS / UC BERKELEY, USA April 7, 1967

UC BERKELEY, USA April 7, 1967

MILES DAVIS

Howlin’

フォーマット:CD

規格番号:EGHO-007

発売日 :2022年1月26日

税込価格:2,750円

Amazonから購入する

★1967年4月7日、UCバークレー校ライヴ。
★アルバート・スティンソン参加(bass)
★放送マスターとオフエアー・マスターから最長版で収録。
★監修/ライナー:小川隆夫 【初回限定/デジパック】

 

マイルス・デイヴィス・クインテット、1967年4月7日のカリフォルニア大学バークレー校でのライヴ。
ロン・カーター(b)のトラで、地元のベーシスト、アルバート・スティンソンが参加。
ここでのウェイン・ショーターとの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」は、伸ばしに伸ばしたユニゾン・フレーズが強烈な語り継がれる演奏となる。
放送マスターと、オフエアー・マスターから最長版として収録。

 

以下、監修の小川隆夫による『マイルス・デイビス大事典(シンコーミュージック・エンタテイメント刊)』から氏のテキストを引用しよう。

 

 1967年4月7日と8日にカリフォルニアのバークレーにある野外劇場「グリーク・シアター」で開催されたのが「第1回バークレー・ジャズ・フェスティヴァル」だ。これは、その1日目に残された演奏である。
このときは大雨に見舞われ、併設されている「ハーモン体育館」に会場を移し、実施の運びとなった。
 この直前、マイルスはジョー・ヘンダーソンをセカンド・テナー・サックス奏者に加え、「ヴィレッジ・ヴァンガード」で短期間の公演(3月9日~12日)を行なっている。
その後にヘンダーソンは抜け、多忙なロン・カーターをニューヨークに残し、現地でアルバート・スティンソンもしくはバスター・ウィリアムスをベーシストに迎え、アメリカ西部でのツアーを開始する。
 マイルスは、いつものクインテットでこのあともしばらく活動を続けていく。
そのタイミングで実施されたのがバークレーでのコンサートだ。
ここには白人ベース奏者のアルバート・スティンソンが加わっている。
レギュラー・ベーシストはいまだカーターだったが、この時期は、スティンソンや同じツアーで代役を務めたバスター・ウィリアムスのほか、ゲイリー・ピーコック、リチャード・デイヴィス、さらにはかつてのメンバーだったポール・チェンバースを迎えることもあった。
 ベーシストがレギュラー・メンバーでなくても、マイルスと彼のグループの演奏は高いクリエイティヴィティを維持していた。
そのことを伝えているのがこのライヴだ。当時の得意なレパートリーで構成された約1時間のステージは、息つくひまもないほどの緊張感に溢れている。
クインテットの音楽性がピークに達していた時期のライヴ・パフォーマンスであることと、ベーシストがいつもとは違っていることで、本作は貴重な演奏の発掘になった。

 

Getty Images写真使用ジャケット。
Eternal Groovesの”Howlin'”シリーズから登場!

収録曲

Gingerbread Boy 8:57
Stella by Starlight 10:14
Dolores 7:07
‘Round About Midnight 9:43
So What 8:50
Walkin’ 9:00
The Theme 0:32

total 54:26 7tracks