フォーマット:CD
規格番号:EGRO-0074
発売日 :2024年02月07日
税込価格:2,530円
●ローリング・ストーンズの全公式レコーディングを年代順に収録!
●明らかになる未発表曲、別バージョン、栄光のヒストリー第4集!
●「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」登場。英米で評価上昇中、人気爆発前夜。
ローリング・ストーンズのレコーディング全音源収録プロジェクトの第4集。
1964年6月、初の全米ツアーで感激のチェス・スタジオ録音を終え、マディ・ウォ-ターズやチャック・ベリーとの交流から大きく成長を遂げたストーンズは、帰国すると「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」を録音(9月に全米6位を記録)。オルガン・イントロの方のバージョン1だ。そしてA・オールダムの戦略でビーチボーイズの「アイ・ゲット・アラウンド」をミックが歌ったりしながら、名曲「ハート・オブ・ストーン」を書き上げるが、まだ確信が無かったのか他シンガーへの提供曲扱いとなり、ジミー・ペイジらが演奏しミックが仮歌を録音する。
「ブルー・ターンズ・トゥ・グレイ」も提供用のデモとストーンズとしての2バージョンが存在。ミックが歌う「ダ・ドゥ・ロン・ロン」は「アンドリュー・オールダム・オーケストラ」用のバージョンだ。
1975年の『メタモーフォシス』で明らかになる、他者への提供曲へのデモ録音が多数残されたのもこの時期。
その「めざめぬ街/Sleepy City」「来る日も来る日も – Each and Everyday of the Year」「We’re Wastin’ Time」は貴重な別バージョンで収録。
このようにストーンズの録音をしながら、並行してジャガー&リチャーズに曲を書き続けさせ、ストーンズにそぐわないと思えば他シンガーに歌わせて発売するA・オールダムのストーンズ育成戦略のなか、
ブライアンのスライド、ミックのハープが共存する「リトル・レッド・ルースター」が全英1位を獲得する。
8月発売のM・フェイスフルの「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ (涙あふれて)」がヒットするとセカンドシングル「風に吹かれて」にはキースがギターで参加。ストーンズも、そしてA・オールダムの手がけるシンガーからもヒットが生まれ、遂にストーンズの時代が到来する気運の高まりを感じる、1964年10月までのストーンズ関連の
全音源を網羅した。
ロンドンの悪ガキたちの人気が世界的爆発を迎える時が目前に迫っていた。
ストーンズの歩みを収録音源解説と共に記したライナーは、ストーンズ物語としても楽しめる。
Eternal Groovesの”ROCK OFF”シリーズから登場!
【詳細な日本語解説。8頁ブックレット、ライナー7,600字】
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ
Regent Sound Studios 24th-26th June 1964
1. Time Is On My Side (Organ intro)
Regent Sound Studios and Decca Studios 29th June – 7th July 1964
2. I Get Around (MJ ; Vo)
Decca Studios 21st – 22nd July
3. Heart Of Stone
4. Memphis Tennessee (Inst Jam with Stones)
Regent Sound Studios 23rd July 1964
5. Surprise Surprise
Pye Studios and London, Decca Studios 31st August – 4th September
6. Blue Turns To Grey (ver 1)
7. Blue Turns To Grey (ver 2)
8. Da Doo Ron Ron (MJ ; Vo)
9. Each And Every Day Of The Year (alt)
10. (Walkin’ Thru The) Sleepy City (alt)
11. We’re Wastin’ Time (alt)
Regent Sound Studios 2nd September 1964
12. Little Red Rooster
13. Off The Hook
14. Under The Boardwalk
Regent Sound Studios 28th September 1964
15. Susie Q
16. You Can’t Catch Me
17. Grown Up Wrong
18. We Were Falling In Love (aka Waving Hair)
MARIANNE FAITHFULL session / Decca Studios 29th September 1964
19. Blowin’ In The Wind (KR : guitar)
20. House Of The Rising Sun (KR : guitar)
THE ANDREW OLDHAM ORCHESTRA session 1964
21. Needles And Pins (KR : guitar)
22. I Want To Hold Your Hand (KR : guitar)
23. I Wanna Be Your Man (Andrew : Vo)