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THE BEATLES / ONE-DAY Session <Feb 11th 1963>

ONE-DAY Session

THE BEATLES

フォーマット:CD

規格番号:EGDR-0018 

発売日 :2021年4月21日

税込価格:2530円

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★アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』を1日で録音した奇跡の日、全セッション!
★2月11日のセッション音源38テイクに加え当日の全曲を収録!
★【初回限定生産】デジパックで登場!

 

1963年2月11日。ロックの歴史を変えた運命の1日。
この日、ビートルズはEMIアビーロード・スタジオで、ファースト・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のレコーディングを迎えます。
午前10時から3時間のセッションを3回、夜の11時近くまで。
たった1日でこのアルバムのレコーディングを終えたのです。
音楽史上、最も実りの多かった1日として永遠に記憶されるべき日。
そのセッション音源から、全38テイク、約60分が発掘されています。

 

ここでその2月11日前後のビートルズのライヴ・スケジュールを見てください。

 

1963/2/5 ドンカスター/サウス・ヨークシャー
1963/2/6 ベッドフォード/ロンドン郊外
1963/2/7 ウェイクフィールド/ウエスト・ヨークシャー
1963/2/8 カーライル/スコットランド国境近く
1963/2/9 サンダーランド/タイン&ウィア州(北海沿い)
1963/2/10 移動日
1963/2/11 EMIスタジオでレコーディング
1963/2/12~オールダム(英国北西部)からUKツアーを開始し、ほぼ連日のライヴが4/27まで続く。

 

この日までにビートルズは、「ラブ・ミードゥ」、「PS・アイ・ラブ・ユー」、「プリーズ・プリーズ・ミー」、「アスク・ミーホワイ」とシングル2枚分、計4曲を録音していましたが、遂に迎えたアルバム用の録音は、彼らには初めての経験でした。
しかも上記の様な、真冬の英国でのツアーに明け暮れる中、午前から、臨んだレコーディングは、やや緊張気味に始まり、それぞれ、ぎごちなかったフレーズもテイクを重ねるにつれ、ロックンロールの魂が弾け、颯爽たる演奏へと変わっていきます。

 

プロデューサー、ジョージ・マーティンは、のちにこう発言しています。
「彼らはいったいどうなってるんだ。1日じゅうレコーディングしてるのに、やればやるほど良くなっていく」。
そんな様子を、当時2チャンネル録音されたマスターからダイレクトにステレオミックスされた、最高のマスタークオリティ音質で聴くことができます。
テイクの合間に、フレーズを口ずさんだりするビートルズの音声もノーカット。
貴方も再生機の前でジョージ・マーティンになった気分でお聴きください。

 

その後のビートルズの躍進ぶりは皆さんもご存知の通り。
しかし間違いなく出発点はこのアルバム、この日のレコーディングです。
それもライヴ活動を繰り返し、叩き上げてきたバンドとしての土台があればこそ。
この日のセッションでは、聴き逃しそうな誰かのわずかなミスでも演奏は止まり、不安が伝染しNGを繰り返す。
と思えばポールの威勢のいいカウントから最初の1音が気持ちよく響くと、その高揚感が伝染しベストテイクが生まれる。
その一つ一つの瞬間に、僕らは音像越しに立ち会うことができるのです。

 

これは歴史的レコーディングの克明なドキュメントです!

 

★詳細な日本語ライナーノーツ付。8頁、7,900字。
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ

ライナーノーツはこちら

収録曲

 11th February 1963 – EMI Studio 2, London – 10:00AM-1:00 PM
1 There’s A Place (Take 1)
2 There’s A Place (Take 2)
3 There’s A Place (Take 3/false start)
4 There’s A Place (Take 4)
5 There’s A Place (Take 5/false start)
6 There’s A Place (Take 6 )
7 There’s A Place (Take 7/incomplete)
8 There’s A Place (Take 8)
9 There’s A Place (Take 9)
10 There’s A Place (Take 10)
11 I Saw Her Standing There (Take 1)
12 I Saw Her Standing There (Take 2)
13 I Saw Her Standing There (Take 3/edit piece)
14 I Saw Her Standing There (Take 4/edit piece)
15 I Saw Her Standing There (Take 5/edit piece)
16 I Saw Her Standing There (Take 6/incomplete)
17 I Saw Her Standing There (Take 7/edit piece)
18 I Saw Her Standing There (Take 8/false start)
19 I Saw Her Standing There (Take 9)

11th February 1963 – EMI Studio 2, London – 2:30PM – 6:00 PM
20 Do You Want To Know A Secret (Take 7)
21 Do You Want To Know A Secret (Take 8)
22 A Taste Of Honey (Take 6)
23 A Taste Of Honey (Take 7)
24 There’s A Place (Take 11)
25 There’s A Place (Take 12/false start)
26 There’s A Place (Take 13)
27 I Saw Her Standing There (Take 10)
28 I Saw Her Standing There (Take 11/false start)
29 I Saw Her Standing There (Take 12/handclap dub)
30 Misery (Take 1)
31 Misery (Take 2/incomplete)
32 Misery (Take 3/false start)
33 Misery (Take 4/incomplete)
34 Misery (Take 5/incomplete)
35 Misery (Take 6)
36 Misery (Take 7)
37 Misery (Take 8/false start)
38 Misery (Take 9)

11th February 1963 – EMI Studio 2, London – 7:30PM – 10:45 PM
39 Anna (Go to Him)
40 Chains
41 Boys
42 Baby It’s You
43 Twist And Shout
Bonustrack
44 Please Please Me(Early version/Acetate)